件名 |
令和3年1月豪雪~問題点と課題~
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要望概要 |
①はじめに 「令和3年1月豪雪」は当地区にとって、「正に、災害級」の豪雪でした。交通・物流はじめ市民生活に多くの支障を来し、最も懸念される救急対応や火災対応と言った緊急事態が発生しなかったことが幸いでした。北陸地方にとっては、豪雪は、他地方に於いての台風被害、豪雨被害、土砂災害による被害、等と同様に、もっと充実した「豪雪災害」(予算配分も含め)としての備え、対応を講ずべきと考えます。 以下は、1月15日の、今回の豪雪が一段落した時点に、道路課長に電話をさせて頂きました内容を含めて、問題点と課題についてまとめたものです。行政としての解決策を具体化して頂きますよう要望します。
②問題点 1.除雪初動対応の遅れがあり、これが諸悪の根源であった。 1/7頃から降り出したのに、除雪機械が中々来ない。地区住民から、「どうなっているのか?近隣集落の方には来ている。」と言ったTEL、苦情が入ってきた。 結局、これが諸悪の根源、引き金となった。
2.圧雪部分を多く残した。これでは、除雪をしたことにならなかった。 除雪機械が来ていったが、圧雪部分を多く残したままとなっていた。車はかろうじて国道迄は出入りできるようになったが、カーブの箇所や直線の箇所に於いても、国道に出るまでの多くの箇所で雪にはまって動きが取れない車が何台も出た。1/8には、私の家の周りだけで、日中の間だけで、4台も出た。近所の方々が押したりして、何とか脱出できたという状況であった。この時点でも、「除雪が雑で、圧雪を残したままだ。」という苦情TELが何件も入ってきた。 結局、圧雪部分を残したままの除雪では、全く除雪をしたことにならない。車だけではなく、歩行するにも困難を伴う状況であった。
3.除雪範囲地図が実態に合っておらず、未除排雪個所を多く残した。 除雪範囲地図(添付)について、3、4年前にも指摘済であったが、これがフォローされていなかった。このため、一時的に、「孤立状態となった家庭」が出てしまった。同家族からは、「SOS!」のTELが入り、近所の4~5人で除雪に当たり、危機を脱出した。添付する除雪範囲地図を基に、今度こそはしっかりと、訂正し、徹底させていただきたい。
4.国道の除雪に関する問題。 市の問題ではないかもしれませんが、国道160号の除雪に関して、「稲積川以南までは、しっかり、車道が確保されていたのに、以北の車線確保が遅れていた。」という指摘、問題点がありました。通行に障害があり、また、今後の問題として、氷見市としても、国に対して、「氷見市の南北間格差是正」の問題として、要望、対処して頂きますようお願い致します。
③課題 1.除排雪対策の拡充 除雪機械は充分か?オペレーター不足は無いか?(泊地区に、専用の除雪機械を配置して、専任オペレーターを配置して下さい)
2.除雪機械の適切な初動対応 1)市道の迅速な除排雪。生活者目線で、今回のような降雪状況、積雪状況によっては、柔軟に対応出来るようにする。 2)圧雪除去対策。路面が出るまで、しっかり、除雪する。 3)除雪範囲地図(マップ)のリニューアル、タイムリーな見直し対応と除雪の徹底。
④まとめ 今回の問題解決に当たり、具体策を講じて頂きますようお願い致します。
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担当課 |
道路課
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対応状況 |
参考意見 |
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R03/03/08
道路課
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時間当たりの降雪が多いときには地区全体に除雪がいきわたるまでに時間がかかることは承知しております。局所の除雪路線要望については次年度の計画に反映したく考えております。
地域ぐるみ除排雪促進事業においても地区専用の機械貸付についても引き続き協議をしていきたく思いますのでよろしくお願いします。
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R03/02/10
地域振興課
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要望を受け付けました。
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