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R01/11/11
地域振興課
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本市には、約400年の歴史がある「定置網」をはじめとする伝統的な農林水産業や、それにより育まれてきた食文化、伝統文化等、先人から受け継がれてきた誇るべき地域資源が多く存在しております。そのため、これらの地域資源を活用しながら、社会環境などの変化に対応して次世代に継承していくことが必要となっております。
現在、本市では、氷見農業遺産推進協議会が中心となって世界農業遺産及び日本農業遺産の認定申請に向けた準備を行っており、地域資源の保全や活用を通して、地域に住んでいる人々が地域に愛着と誇りを持って暮らすことができる環境整備を目指しております。 また、魚食離れが進行するなかで、「魚食文化をリードするまち氷見」を実現するためには魚食や本市が有する豊かな食を内外に広くPRし、消費拡大に繋げる必要があることから、今年度は、市外からシェフを招聘し、氷見の食材を使ったメニュー開発や既存商品のブラッシュアップを図るなど、食のブランド力を高める取り組みを行っております。 さらに、本市は、県内最大の肉牛生産地であり、その高い肥育技術によりA5等級の比率が全国平均を上回る高い品質を誇っております。この氷見牛の美味しさをより多くの方に味わっていただくとともに、氷見牛の生産基盤の拡大やブランド化に努めております。 ここ最近、新たな「ものづくり」の取り組みとして、AIの活用やIOTの導入に注目が集まっている中、本市においても、これら最新技術を活用して省力化・高品質生産等を実現する「スマート農業」や「スマート水産」の実現等を通して、氷見にしかないオンリーワンな「ものづくり」に取り組んでまいりたいと考えております。 貴殿のこれまでのユニークで実用的な「ものづくり」に対しまして、改めて敬意を表しますとともに、今後の益々のご発展とご活躍を祈念いたします。
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