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H30/06/25
健康課
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高齢者の肺炎球菌ワクチンの予防効果は、通常5年以上持続するとされていますが、上昇した肺炎球菌に対する抵抗力は時間の経過とともに低下し、高齢者や呼吸器・循環器に基礎疾患を有する方などは、健常者に比べ低下しやすい傾向にあることも報告されています。
一方で、初回接種から5年以内での再接種については、副反応が初回接種よりも高い頻度で発現する場合があり、再接種の必要性を慎重に考慮したうえで接種を行う必要があります。 現在、国では高齢者の肺炎球菌ワクチンの予防接種の接種状況等を勘案し、平成31年度以降の定期接種対象者の範囲についてどうするか検討しており、免疫を維持するための再接種の実施についても話し合われています。ご意見をいただきました再接種に関する周知につきましては、今後示される国の方針を踏まえ、検討してまいります。
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