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対応状況(要望書(下十二町自治会))

要望の概要と対応状況 対応履歴
件名
市道の路肩の補修等について(十二町3647-1前の市道)

( R03-004-006 の継続要望)

要望概要
 「十二町3647-1前の市道」は、道路と用水路との高低差が2メートル以上あるうえ、法面が急勾配なことから路肩を補強するコンクリートが浮き、ずれ落ちそうになっています。雨が降ると路肩や法面が雨水に削られ、用水路に土砂が堆積して農業用水路に支障が出ます。また、道路の利用者にも危険なことから①路肩の補修をお願い致します。

 この市道は集落の生活道路として、住民が散歩や自転車、それにクルマなどで毎日使っています。道路を利用者する人に危険な理由は、用水路への転落事故の危惧です。2011~2020年までに県内で水路への転落死亡事故が197件発生し、そのうちの142件がこのような細い水路で起きています。そして被害者の大半が集落で過半数を占める高齢者です。この市道(十二町3647-1前)も、そのような危険な道路の一つだと思います。

 道路利用者への安全対策としては、転落防止柵を水路側に設置、あるいは安全なお寺側に歩行者用の路側帯を設けるなどが考えられます。また、夜間に転落事故が多く発生していることから、街灯の設置も必要かもしれません。②このような対策も併せて検討をお願いいたします。

 ただ、歩行者や自転車に危険な市道は、市内に数多くあると思います。そこでハード面と平行してソフト面の対策③“生活道路でのマナー厳守”の徹底を図って頂きたいと思います。

 国道や県道とは異なり、集落内の市道(生活道路)の場合は、地域内で安心して暮らしていくための道路で、使い方がポイントになります。クルマはゆっくり走行(時速30キロ以下)、歩行者優先の徹底など、生活道路でのマナーの厳守が大切です。たとえば、この市道(十二町3647-1前)でいえば、道路の水路側を歩いている最中に、うしろから迫って来たクルマがゆっくりと通り過ぎるか、猛スピードで走り去るかによって、歩行者の危険性や恐怖感が全く違ってきます。この違いは、ただ安全・安心なだけではなく、その土地の暮らしやすさのバロメーター、生活の質そのものにもつながっています。

 近年は特に散歩が日課の高齢者が増加しているうえ、宅配やネット通販の普及で集落内を走るクルマの数も増えています。そんな時代だからこそなおのこと、“生活道路”という概念の普及と定着が必要です。だれにとっても安全・安心、住みやすい地域社会の実現、住みやすい氷見市の推進のためにも、ぜひ、よろしくお願い致します。
担当課
道路課
対応状況
要望受付
R04/04/07    地域振興課
要望を受け付けました。

要望詳細
受付年度 R04年度
枝番 R04-004-003
提出者名 下十二町自治会長
提出書類 要望書(下十二町自治会) (PDF形式 : 852KB)
主担当 道路課